建築士試験

【合格への近道】一級建築士試験で必須の製図道具おすすめ16選

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悩むひと
悩むひと
製図道具ってなにを揃えたらいいんだろう?

おすすめの道具ってある?

 

このような質問にお答えします。

 

この記事では、一級建築士、二級建築士の製図試験で必須の【合格への近道=作図スピードアップ】のための製図道具おすすめ16コを紹介します。

 

この記事を書いている私は、これらの道具を揃え、製図に集中できる環境を整えました。そして一級建築士にストレート合格できました

 

製図試験は時間との戦いです。

 

これら16コの製図道具を揃え、使いこなせば確実に作図効率はアップし、スピードが上がり、あなたは時間との戦いに勝つことができるでしょう。

 

「これから製図道具を揃えたい」「この製図試験に必ず受かりたい」と考えているあたなに、ぜひ参考にしていただきたいと思います。

この記事の信頼性(筆者の紹介)

  • 20代で一級建築士を取得
  • 一級建築士は学科製図とも一発合格
  • 設計事務所に務める現役の一級建築士
  • 木造建築士、2級建築士も一発合格

 

筆者が製図試験で実際に使っていた道具を紹介します。

 

  • 紹介する道具はこの16コ
  1. 勾配調整定規
  2. テンプレート付き三角定規
  3. 50cm直定規
  4. 組み合わせテンプレート
  5. フローティングディスク
  6. 字消し板
  7. ノック式消しゴム
  8. 計算式表示電卓
  9. ドラフティングテープ
  10. 製図用ブラシ
  11. 二本指グローブ
  12. 製図用シャーペン
  13. クルトガ
  14. ノック式マーカー
  15. 道具収納用アクリルケース
  16. 製図板

 

建築士試験で「作図スピードアップに必須」の製図道具を16コ紹介!

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製図試験は、限られた時間のなかで図面を完成させなければなりません。

「作図のスピードアップに必須」な便利な道具を紹介します。

①角度が自由に調整可能「勾配調整定規」

「勾配調整定規」のよいところは、その名の通り角度を自由に変えれること。

計画したプランによっては、角度を変えた線を書くのが必要なこともありますよね。

ポイント

「勾配調整定規」は、これひとつで角度の調整が可能でどんな角度でも対応できます。

直角定規と分度器の機能が備わっているため、作図の道具を少なくできることがメリット。つまみもあるので持ちやすいです。

道具を必要最小限に、整理して使うことが、作図スピードを上げるためには重要ですね。

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②作図効率UP!「テンプレート付き三角定規」

「テンプレート付き三角定規」のよいところは、作図中に道具を持ち替えることなくテンプレート図形を書き込めること。

ポイント

実際の作図はこの「テンプレート付き三角定規」を主に使って書いていくことになります。

つまみもあって持ちやすいですね。

のちほど紹介するフローティングディスクを忘れずにつけておきましょう。

③通り芯が一発で書ける「50cm直定規」

「50cm直定規」があれば各階の平面図の通り心をまっすぐ一発で書くことができます。

通り芯がずれてしまうのは恐怖ですよね。

「50cm直定規」で確実に通り芯を書くことをオススメします。

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④柱や家具の書き込みに使う「組み合わせテンプレート」

躯体や家具、植栽などはテンプレートを使って書きましょう。

出入り口の表示の三角マークもこのテンプレートでOK。

⑤なめらかな移動・図面を汚さないための「フローティングディスク」

「フローティングディスク」で、図面と定規のあいだにすきまを作ることができます。

「フローティングディスク」を定規に貼り付けることで、定規をスライドさせやすくなります。

さらに折れたシャーペン芯や消しカスを引きずらなくなるため、図面の汚れを最小限におさえることができます。

きれいな図面のほうが採点の印象はよいという話も聞きます。

定規やテンプレートには忘れず貼り付けておきましょう。

⑥部分的な修正に使える「字消し板」

「字消し板」を敷くことでほかの部分は残して、消したい部分だけを消すことができます。

線や文字など、「部分的に消したい」という場面はよくあります。

ポイント

メッシュタイプなので、敷いてもまわりが完全に隠れることはありません。

消したい部分を確認しながら消すことができるのがポイントです。

金属製なので、製図板にも磁石のようにひっつきます。用紙の固定にも使えるし、落下することもないので便利です。

⑦細かい修正に使える「ノック式消しゴム」

字消し板を使うほどでもない修正には「ノック式消しゴム」を使います。

ペン型なので、このあと紹介するペン立てに立てておけば、取り出しもしやすくて作図効率もUP。

⑧計算履歴が見れる「計算式表示電卓」

計算の経過が表示されるのが「計算式表示電卓」の特徴です。

建築面積や床面積の計算まちがいは極力なくしたいですよね。

この電卓は計算の経過が表示されるため「これって足し算したっけな?」という不安をなくすことができます。

数字が苦手なかた、心配性なかたには心強いアイテムですね!

⑨用紙が固定できる「ドラフティングテープ」

「ドラフティングテープ」は用紙の固定もできて、はがしやすいのが特徴です。

作図中に用紙がずれてしまうと、セットしなおすための作業が時間ロスになりますよね。

作図開始時に確実にテープで止めておくのが安全です。

⑩汚れをはらう「製図用ブラシ」

「製図用ブラシ」は、図面を汚さずゴミをはらうことができます。

消しカスや折れたシャーペンの芯は、手ではらうと図面を汚してしまいますよね。

手汗の多いかたには必須の道具です。

⑪図面を汚さない、手を汚さない「二本指グローブ」

「二本指グローブ」できれいな図面を書きましょう。

私自身、「筆圧が強い+手に汗をかきやすい」という理由で、図面や自分の手がかなり黒くなっていました。

ですが、手袋をつけはじめたことでかなり改善できました。

図面もきれいになり、図面の印象もよくなったと感じます。

⑫定規にフィットする「製図用シャーペン」

「製図用シャーペン」は一般的なシャーペンと形状がちがうのはご存知でしょうか。

「製図用シャーペン」は、芯が出る先端の部分が細長いパイプ状になっています。

定規の厚みを考慮して、しっかり定規に当てて線を引けるような造りになっています。

芯の太さは0.5mmや0.7mmなどがあります。太さで使い分けしてる方もいますね。

私は、シャーペンを持ち替えるのが時間のムダだと思ったので、0.5mmのシャーペンだけを使い線の強弱がつけられるようにトレーニングしました。

⑬計画の要点で重宝「クルトガシャーペン」

「クルトガ」というのは、書いてる最中に勝手に芯が回転して、いつも一定の細さ、濃さで書けるシャーペンです。

計画の要点の文章を書くときはシャーペンを使い分け、「クルトガ」を使用してました。

図面と同様に「見た目をきれいに」することが大事ですね。

⑭重要箇所を素早くマーク「ノック式マーカー」

ノック式のマーカーペンなので、キャップをつけたり外したりする手間が不要です。

試験問題の重要箇所はマーキングしますよね。それも結構な量ですので、キャップの取り付け作業は時間のロスです。

値段も高くないので必ず使ったほうがよいです。

私の場合は5色で足りなかったため、紫色を別で購入しました。

⑮コンパクトで使いやすい「アクリルケース」

道具を取り出しやすくするための「アクリルケース」です。

せっかく道具を揃えたのに、整理されずに使いづらかったら意味がありません

道具入れは、コンパクトで丈夫であることが重要です。

試験会場の机は狭いです。なのでコンパクトでないと机の上に置けない可能性があります。

また、ペンやブラシを出し入れするときに、ある程度は丈夫でないと倒れてしまいます。

実際に私が試験で使ったものを2つ紹介します。

1つはシャーペンやマーカーを入れる用、もう1つは三角定規やテンプレートを入れる用です。

メモ

2つめの「無印良品のアクリルレタースタンド」は、ネットでの取り扱いがなくなってるようです。お近くの無印良品やホームセンターなどで類似のものを探してみてください。

⑯「製図板」

「ムトーの製図板」を私は使ってました。

オリジナルキャリングケースと、ドラフティングプレート(用紙を製図板に固定するマグネット)が4枚ついています。

傾斜は3段階の切り替え可能。

「スケールフローティング機構」という機能があり、スケールを製図板からわずかに浮かせてスケールを移動させることができます。

製図板にまよったら、この製図板を買っておけば失敗はないかと。

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おまけ 「製図板セット」

ベーシックな道具をまとめた「製図板セット」を紹介します。

「自分で選んで揃えるのがめんどくさいな…」という方はとりあえず「製図板セット」があれば最低限は大丈夫です。

  1. 勾配調整定規
  2. テンプレート
  3. 製図用シャーペン2本(0.5mmと0.7mm)
  4. 替え芯(0.5mmと0.7mm)
  5. 消しゴム
  6. 三角スケール(15cm)
  7. メッシュタイプ字消し板
  8. フローティングディスク
  9. 三角定規
  10. ドラフティングテープ
  11. 製図用ブラシ
  12. 製図板
  13. 製図板キャリングケース

がセットになっています。

さいごに 作図スピードを上げることの価値

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  • 時間内で書ききるために

製図試験は、限られた時間のなかで図面を書ききらなければなりません。

 

一級建築士試験なら「6時間30分の試験時間」がありますよね。

  • エスキスに2時間
  • 計画の要点に1時間
  • 製図に3時間
  • 見直しに30分

このような時間配分とすると、作図時間は3時間です。

3時間で確実に図面を書ききらなければならないということです。

 

しかし、いつも順調な時間配分で進められる訳ではないですよね。

  • 「プランがなかなかまとまらない」
  • 「計画の要点の課題がむずかしかった」
  • 「見直しの時間がとれなかった」

十分にありえることです。

 

作図スピードが高まれば、むずかしい課題だとしても、ある程度は製図にかかる時間は計算できますよね。

ポイント

作図スピードが高まり、2時間30分で書き上げれるようになれば、むずかしい課題でも「エスキス」や「計画の要点」に時間をあてることができます。

そのためにも、効率的に作図できる環境をつくり、作図スピードをアップすることは大事だということですね。

今回、紹介した16この道具があれば安心して試験対策ができ、合格に近づけますよ。

以上です。




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