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AutoCAD 外部参照・ブロック図形の挿入時の縮尺の設定方法【tips】

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外部参照・ブロック図形の挿入時の縮尺の設定

私が紹介します

  • AutoCAD歴10年以上
  • 設計事務所に務める現役一級建築士

外部参照・ブロック図形の挿入時の縮尺の設定方法

  • INSUNITS (システム変数)
  • INSUNITSDEFSOURCE (システム変数)
  • INSUNITSDEFTARGET (システム変数)

これらの変数を指定することで、外部参照・ブロック図形を挿入する時の尺度が設定できます。

初期設定の尺度はインチ単位になっています。

そのため、メートル単位で作成した図形を挿入しても、尺度が違うため寸法がおかしくなります。

上記のシステム変数を指定することで、オリジナルの尺度で図形が挿入されるようになります。

  • キーボードから「INSUNITS」と打ち込みコマンドを実行します。

外部参照・ブロック図形の尺度

 

  • 変数が入力できるので「0」と入力します。

外部参照・ブロック図形の尺度

 

  • エンターキーを押しコマンドを実行します。

外部参照・ブロック図形の尺度

 

  • INSUNITSDEFSOURCE」「INSUNITSDEFTARGET」でも同様に変数を「0」にします。

外部参照・ブロック図形の尺度

以上です。

これでオリジナルの尺度で図形が挿入できるようになります。

 

補足

今回紹介した3つのコマンドの「INSUNITS」「INSUNITSDEFSOURCE」「INSUNITSDEFTARGET」には、設定できる変数が20通りあります。

参考までに紹介します。

  • 「INSUNITS」の変数

INSUNITS

引用:AUTODESK KNOWLEDGE NETWORK

 

  • 「INSUNITSDEFSOURCE」の変数

INSUNITSDEFSOURCE

引用:AUTODESK KNOWLEDGE NETWORK

  • 「INSUNITSDEFTARGET」の変数

INSUNITSDEFTARGET

引用:AUTODESK KNOWLEDGE NETWORK

最後に、AutoCADを学習する方へおすすめの参考書「厳選2冊」を紹介します。

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初心者にオススメの参考書

紹介するのはこの2冊。

  1. 描きたい操作がすぐわかる!AutoCAD LT操作ハンドブック
  2. AutoCADの達人が教えてくれるベストテクニック100

AutoCADの参考書は、種類がたくさんあって選びにくいと思います。
なのでAutoCAD初学者にオススメできる学習本を2冊紹介します。

①描きたい操作がすぐわかる!AutoCAD LT操作ハンドブック

これ一冊持っておけばAutoCADの操作は理解できるかと思います。

 

②AutoCADの達人が教えてくれるベストテクニック100

作図効率を上げるテクニック、コマンドなどが書かれてあります。私も以前勤めていた職場で購入させていただきました。

今回は以上です。




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